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ようこそ 川に囲まれた街、岩手の南玄関へ

  

道の駅「かわさき」は東北を被災地を応援致します

生産者の声Suppliers voice


千葉 基喜さん・かつよさん (さくらんぼ ニラ ネギ その他 )  6/14訪問

千葉基喜さん

















かわさきでも さくらんぼ!?








甘さが詰まったさくらんぼ








かつよさんの圃場 ネギ ニラ キュウリや葉物野菜が植えられていました。
本日は、川崎町薄衣の千葉基喜さん・かつよさん・琢也さんをご紹介致します。
この日は、川崎さくらんぼ作り隊 隊長の千葉琢也さんのお父さんである基喜さんに圃場を案内していただきました。
基喜さん一家は、知る人ぞ知る一関市川崎町で「さくらんぼ」園の開業を目指して取り組んでいる生産者さんなのです。

基喜さんの「さくらんぼ園」は、JR東日本の陸中門崎駅から近く、周辺には北上川の氾濫から川崎町を護る巨大な堤防がみえる場所にあります。その堤防を造る際に採石土を大きく削り取られ平坦になってしまった土地を利用してその圃場は造られました。本来ならば表土がないために樹を植えることのできない場所なのですが、南側が大きく開いて日当たりがよく裏山が北風を遮り水に恵まれているなど好条件であったため、腐葉土などを盛土して圃場を造ったのだそうです。

そのの圃場には、雨よけのかけられた「さくらんぼ」の樹がで23本、三列に分けて植えられていました。
植えられているのは「佐藤錦」と「紅秀峰」がメインですがそのほかにも「紅ゆたか」、「紅きらり」「紅てまり」と、5品種が植えられていました。「さくらんぼ」は、実をつけるまで4年を要するのだそうで、この「さくらんぼ」の樹を定植したのは、東北に甚大な被害と悲しみをもたらした2011年..。
あれから3年..苗木の樹齢一年を加えた4年目の「さくらんぼ」の樹が、今年初めて大粒の実を付けました。
もちろん、「初なりのさくらんぼ」はまだまだ収量が少なく収穫予定の「さくらんぼ」は今まで支援してくださった方や、地域のお子さん達にもぎ取り体験と味わって頂くぐらいしか採れないんじやないかとおっしゃっていましたが、
春先の大雪など例年とは違う天候にもかかわらず、夢の可能性を見せてくれた「さくらんぼ」の樹を見上げながら嬉しそうにしていたのが印象的でした。
ところで何故「かわさき」で「さくらんぼ」を? とお聞きしたところ、発案者は、道の駅「かわさき」の千葉駅長さん!? から熱望されたのだそうで、2013年8月に開催された、道の駅「かわさき」10周年記念講演で青森県南部町の観光「さくらんぼ」園についての取り組みについて講師の山本又一氏を招いたのも、その「夢」への伏線だったようです。
そして、「熱心に指導をしてくださる花泉の小野寺さんなどソフト面での支援も力になりました。」とおっしゃっていましが、地域では本格的に取り組んだことのない「さくらんぼ」であることや、当初は平坦な岩盤があるだけの土地でしたから、土を盛り数年がかりの土づくりなど、ご苦労も多かったと思います。

 「今年は受粉を失敗したんだ。」と少し悔しそうでしたが、今年の「初なり」は、翌年、翌々年に可能性を感じさせるほどの「夢」というより「実現」に向かう大きな可能性を見せてくれています。私も試食させて頂きましたが、粒が大きく、甘さがギュッと詰まった見た目も味も商品として高い品質を感じました。

 最近ではそのウワサを聞きつけ、基喜さんのところに様子をうかがいに訪れる生産者さんいるそうで、もしかすると観光さくらんぼ園として毎年6万人ほどを集客している、青森県南部町に並ぶ地域振興策になるかもしれません。
基喜さんの構想には、「グリーンツーリズムで、宿泊した子どもたちに「さくらんぼ」のもぎ取り体験なんかもさせたいね。」とおっしゃっていましたから、まだまだ隠し玉(構想)を持っているのかも知れませんね。

さくらんぼの圃場のすぐ脇には、奥様のかつよさんの野菜畑があり、こちらのほうの新鮮野菜も「道の駅」で産直野菜として販売しているのだそうです。また、この週末には、お二人そろって青森県南部町に、観光さくらんぼ園の視察にいくんだとか。
趣味のグランドゴルフそして産直野菜の栽培と、かわさきのシニア世代はホントに元気ですね。

STAFF (:-p) 2014/06/25


菅原 敬治さん・恭子さん (りんご なし その他 )  9/18訪問

なんかいい感じでしょう?
この日はご家族総出でりんごのお世話をしていました。











先代が植えた りんごの木が一本だけ、太い幹とともに枝を支えられながら大切に残されていました..

今でも20箱はとれる元気な木なのだそうです。



帰りがけに圃場の片隅で見つけた
「さんたろう」という品種

耳慣れない品種ですが、ほどよい酸味があるから
さんたろう」らしいです。笑

大玉で、ものすごく色が鮮やかで、これでもまだ生育途中!! なのだそうです。道の駅の産直にも並ぶ予定らしいですよ〜♪。

十分な甘さと酸味を持ち堅すぎない、ほどよい食感が楽しめるのが特徴です。

酸っぱいのが好きな人もそうでない人も
これ「食べてみたい」と思いませんか?
期待値 膨らみますね〜
今日は、川崎町薄衣でりんご、くだもの、野菜を生産している菅原敬治さん、恭子さんと、そのご家族の皆さんをご紹介致します。

この日は、台風が通り過ぎた気持ちの良い快晴で、少し暑く感じられましたが、家族総出でリンゴのお世話をしていました。

そして恭子さんの代わりに敬治さんに圃場の案内と、かわさきのりんご栽培の成り立ちを含めて、いろいろ教えて頂きました。

菅原さんのりんご栽培は、半世紀前、先代つまり敬治さんのお父さんが、りんご栽培に取り組まれたのが始まりだそうです。
そして当時、遠野からいらっしゃった山蔭さん(昨年度、生産者の声で登場して頂きました)のお父さんが指導員となり、川崎のりんご栽培に尽力されたのだそうで、わい化栽培(枝ぶりを低く手入れや収穫をしやすくする技術)にいち早く取り組み、作業効率や生産性をあげる手法を積極的に取り入れ現在に至るのだそうで、その説明には、先駆者を敬いそして感謝の気持ちが感じられました。

また、リンゴには同じリンゴの木に「枝変わり」という突然変異が起こることがよくあるそうで、その特徴を生かした品種改良が日々行われ、早生品種、味、香りなど多種多様なりんごが生産されるようになっているのだそうです。
(この日も「マル秘」の新品種を教えて頂きましたが、企業秘密とのことで、今はナイショとさせて頂きます。)

もちろん、その土地、気候に合わせた品種を選ぶことも重要で、それが菅原さんのりんご栽培の特徴になっているのだと思いました。

この取材直前の15日から16日かけて岩手に接近した台風の影響はどうでしたかと訊いたところ、うまくそれて、落果被害もそれほどではないとのことで安堵しておられました。 それでも風で表面に傷が付いてしまうこともあるそうで、鳥獣による食害もふくめていろいろ大変ですが、今年の夏は、天候不純な時期もありましたが昨年度よりははるかに出来が良くて大玉の美味しいりんごが楽しめますよとおっしゃっていました。

菅原さんは、リンゴだけではなく和ナシ、洋ナシ(ラフランス)カボチャ、枝豆と ほかにもいろいろ産直で販売しているそうで 人気の 「あきづき」という品種のナシはおすすめらしいです。

敬治さんが説明する傍らでは、恭子さんが、「りんごの栽培はほんと大変なんですよ」と言いながらも手を休めることなく淡々と、「りんご」の世話をしていましたが、その身のこなしがてきぱきとしています。お歳も内緒で教えて頂きましたが同世代の方と比べて明らかにハリと「つや」のあるお顔が印象的でした。標高差50mの傾斜地で身体を動かすことや、もしかすると「りんご」にその秘密や効果があるのかも知れませんね。

 ご自宅に近い、いつも目にする圃場の一画には一本だけ大切に残された、「先代が残した始まりのりんごの樹」は、わい化栽培されていない「りんご」の本来の幹の高さと枝を持ち、数種類のりんごが接ぎ木され、今でも20箱以上収穫できる元気のある樹なのだそうです。この「りんごの樹」とともに菅原敬治さん恭子さんそしてご家族でお世話をした「りんご」は、南斜面の太陽の光を存分に浴びた艶のある健康的な「りんご」でした。

今なら道の駅かわさきの産直で手に入ります。
きっとお肌と美容にそしてなにより、お日様のエネルギーが詰まっていて、
元気をもらえますよ〜

STAFF (:-p) 2013/10/01


千葉 俊雄さん・愛子さん・(アイスプラント・行者にんにく・その他 )  4/24訪問



最初に萌芽する葉はこんなに大きくて肉厚。とっても柔らかいんですよ。

このキラキラなしずくが全て「ミネラル」!!

--Wikiより--
アイスプラント
(学名:Mesembryanthemum crystallinum)はハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物。名前の由来は表皮に塩を隔離するための細胞があるため葉の表面が凍ったように見えることから。ヨーロッパ、西アジア、アフリカ原産。

フランスではフィコイド・グラシアル(ficoi"de glaciale)と呼ばれ、フランス料理の食材として注目を浴びている。

日本でも佐賀大学農学部が栽培化し、塩味のする新野菜として紹介したことをきっかけに、近年、全国各地でも栽培されはじめた。国立ファームはソルトリーフ、佐賀大学発ベンチャーの農研堂はバラフとクリスタルリーフ、アグリ社はプッチーナ、滋賀県長浜市の日本アドバンストアグリはツブリナという商標を用いている。また、静岡県ではソルティーナやシオーナの名で販売されている。

アイスプラントに含まれるピニトールには、血糖値改善作用や肝機能改善効果が有るとされる。 また、アフリカでは民間薬や石けんとして利用される他、国内でもバラフを配合した化粧品が開発されるなど、その保湿作用や天然ビタミンに着目した新規素材として注目されている。
今回の生産者の声は、一関市 川崎町門崎でアイスプラントや「行者にんにく」を栽培・生産している 千葉俊雄さん・愛子さんをご紹介致します。

愛子さんご夫婦が、アイスプラントを栽培されたきっかけは、「道の駅かわさき」の産直で付加価値の高い食材を販売しようという取り組みあり、地域の生産者さんとともに栽培を始められてから3〜4年経つのだそうです。

 アイスプラントはもともと温暖な気候を好む植物で、2月に出荷出来るように昨年の秋から植え付けるのだそうですが、昨年末から今年の春にかけて寒さが一段と厳しく凍害や寒暖差が激しく予想以上に温度が上がる時の高温障害もありましたが、収穫が安定しない生産農家さんが多い中、「おかげさまでウチはなんとか出荷できました」と笑っておられましたが、このことからも適切な温度管理をされたのだということがよく判ります。

ハウスの外では路地栽培の「行者にんにく」も栽培されていて、行者にんにくの栽培は難しいですかとお聞きしたところ、成長に3〜4年もかかるから大変だとおっしゃっていました。
また、道の駅かわさきで販売している「行者にんにくは、消費者の方に安心して食べてもらうために、出荷の際には放射能検査が行われその結果を表示し(もちろん非検出)販売していますが、この食の安全を担保するために稀少な行者にんにくを検査必要量1kg!!(びっくりするぐらいの量だそうです..)を検査に出すということでその確保が本当に大変で、生産者さんにとって大きな打撃だという事実を知りました。

 アイスプラントはどのように食べたら美味しいですかとお聞きしたところ、やはり生食が一番で、クセがないのでサラダに「ごまドレッシング」やマヨネーズで楽しむなどの他、かにかまぼこ、薄いチーズと一緒に巻いてというのも良いかも知れません。天ぷらは試してみたけど、葉が肉厚なので揚げたては美味しいけど時間がたつとべたっとして今ひとつだということでした。 でもあの葉の表面の「きらきらした粒」は全部ミネラルということで不思議な植物ですよね〜とおっしゃっていました。

また行者にんにくは、普通のにんにくのように強烈なにおいも無く、広口の瓶にめんつゆを入れ、洗って刻んで一晩つけ込む「醤油漬け」ならぬ「めんつゆ漬け」が、湯豆腐にかけたりラーメンに入れたり白い御飯にそのまま載せたりと万能トッピングになり本当に美味しいとおすすめらしいです。

愛子さんご夫婦は、柔らかい口調で楽しくおしゃべりするご夫婦で、こっそり教えて頂いたお年に似合わず快活で楽しくお話を伺う事が出来ました。そのお話の上手な理由がお茶の間にさりげなく飾ってあった川柳の短冊を拝見して判りました。毛筆で書かれた自筆の書は、趣味の川柳の会で賞をもらうほどで、書の端麗さとその詠んだ句にも表れていて、この趣味が若さを保つ秘訣なのかも知れません。

道の駅かわさきの産直で 千葉愛子さんのラベルの貼られたアイスプラントや季節野菜は、愛子さん流の一手間かけて育てられた美味しい野菜でレシピ書きも楽しいです。是非お試し下さい。

STAFF (:-p) 2013/05/16

      
菅原 君代さん・哲(さとる)さん・(行者にんにく・りんご )  4/24訪問





-Wikiより-
ギョウジャニンニク(行者葫、学名:Allium victorialis subsp. platyphyllum)は、ネギ属の多年草。 北海道や近畿以北の亜高山地帯の針葉樹林、混合樹林帯の水湿地に群生しており、そのほとんどの繁殖地は国立公園などの自然保護区である。キトピロなどとも呼ばれる(後述)。ヨーロッパ産の基本亜種A. victorialis subsp. victorialisは、ヨーロッパの多くの高山に広く分布している(#生息地域参照)。 長さ20 - 30cm[6]、幅3 - 10cmの葉[6]で強いニンニク臭を放ち[6]、地下にラッキョウに似た鱗茎を持つ、葉は根生、扁平で下部は狭いさやとなる。初夏、花茎の頂端に、白色または淡紫色の小花を多数つける。種子のほかにも不定芽でも増殖する。生育速度が遅く播種から収穫までの生育期間が5年から7年と非常に長いことから、希少な山菜とされ、市場に出回っているものは少量にも関わらず高値で取引される傾向にある。


ちょっと寄り道して途中で見かけた
岩手県指定特別記念物 「笠松」
立派なというか一風変わった枝振り。
2013年 最初の生産者の声は、一関市 川崎町薄衣で行者にんにく・リンゴを生産している 菅原 君代さん・哲(さとる)さんをご紹介致します。 お伺いした日は君代さんには残念ながらお会い出来なかったのですが、哲(さとる)さんに行者にんにくの圃場を案内していただきました。

哲さんの家は代々りんご農家なのだそうで、本来はリンゴが専門なのですがと、笑いながらも「行者にんにく」について詳しく教えて頂きました。
 稀少な山菜のイメージがある 行者にんにくですが、北海道などではアイヌネギとも呼ばれ、寒冷な気候を好むため本州では主に高地に自生し、花が咲いた後の種か球根の分球により増え、葉は一年毎に芽を出し秋には枯れますが球根が残ることで翌年も収穫が出来るのだそうです。

しかしその生育速度は極端に遅く収穫可能なまでに成長するには3〜4年もかかるため、行者にんにくが希少な山菜と呼ばれている理由がここにあります。
圃場で哲さんが指さして見せてくれた一年目の根から萌芽した葉はとても細く幅数ミリの葉が一本出ているだけで、知らなければ雑草と間違えしまう程細く、土地や気候を選ぶため生産農家さんも多くはないのだそうですが、いちど根付いてしまえば、他の葉野菜(キャベツ)と違い虫があまり付かないそうですので、自然に近い状態のまま栽培できるんですよとおっしゃっていました。

 どのような経緯で行者にんにくの栽培を始められたのですかとお聞きしたところ、
もともとは、リンゴ農家である哲さんのお祖父さんが、「しどけ」「タラの芽」などのや山菜の販売もしていて、そうした中で行者にんにくの商品性に気が付き何とか人工的な栽培ができないものかと始めたそうですが、当初は栽培方法が全く判らず、勉強と試行錯誤を重ねられたのだそうです。

また、りんごの栽培は、道の駅が出来、生産者として関わるようになってからはお客様に飽きられないように多品種化に取り組んだということで、「ふじ」「はるか」「王林 おうりん」「シナノゴールド」などなど。多種にわたり、そして、道の駅のチャレンジ資金にも応募し「紅いわて」という品種に挑戦するそうです。「この品種はうんと美味しいリンゴだから..」力強い言葉には若い世代だからこそ感じられる「時代に合わせることができる力」を身につけた勢いが感じられました。

行者にんにくの旬は、葉が堅くなるため5月初〜中旬には終わりますが、リンゴはこれから忙しくなります。もしも道の駅の産直に菅原君代さんのラベルが貼られているリンゴを見かけた際には是非お試しください。受け継がれた技が込められていて、きっとひと味違いますよ。
STAFF (:-p) 2013/05/10


千葉 栄恒(ちば えいこう)さん・(ほうれん草・大根・白菜・季節野菜 )  11/15訪問




これからの季節、大根や白菜は、「お鍋」や「おでん」そして「ぶり大根」や、超おすすめの「白菜と豚バラ肉の重ね蒸し」などなどアツアツのお料理には欠かせない食材です。
特に白菜と豚バラ肉の重ね蒸しには甘くシャキシャキの白菜は欠かせません。 昆布だしの効いたポン酢で食べるのは最高ですよね。

今回は、11/15にお伺いした、川崎町門崎で季節野菜を栽培している、千葉栄恒さんをご紹介いたします。

お伺いした際に最初に出迎えてくれたのは、「猫」さん「犬」さん。そして牛舎からは牛さんに声をかけて頂きました。(どの種類も数頭数匹!)千葉さん宅は、かなりのペット好きとお見受けいたしました。さらにお庭からは思わず見とれてしまうほど鮮やかな紅葉!。

軽い雑談の後、最初に案内して頂いたのが、ほうれん草を栽培しているハウスでした。
畝ごとにそして区画ごとに整然と植えられたほうれん草の丈の高さが微妙に違い、収穫時期を調整するために種まきの時期を変えているとの事でした。
ほうれん草はアブラムシの食害が大敵なのだそうですが、案内された圃場には、見た目も柔らかそうで美味しそうな若葉色のほうれん草が植えられていました。(ベビーリーフみたい!)「今の時期は虫の食害は少ないけどアブラムシはつくんだよなあ」と笑っていましたがいろいろと工夫をしておられるんでしょうね。
その後、露地栽培をしている圃場に案内されると、そこには見事な大根、そして白菜が整然と植えられており、大根はそのほとんどが漬物用なのだそうですが、冬季の加工分以外は春先まで貯蔵するとさらに甘みが増しおいしい大根になるんだとか... 
今夏はどうでしたかとお聞きしたところ、
「今年は夏が暑すぎて 野菜にとっては過酷だったね」、「水やりの方も長期間雨が降らなかったので水やりやハウス内の温度管理は大変だった」と笑いながらおっしゃっていました。
千葉さんの圃場は、南斜面が大きく開けており日当たりの良さは抜群です。その向かいの山には色鮮やかな紅葉が映ります。そんな環境だからこそ、この素晴らしい野菜が育つんですね。

千葉さんは、案内の際にさりげなく足下を気遣って下さる様子などから、きっと野菜にもそんな気配りと優しい気持ちが込められているのでしょうね。

動物を愛し、自然に親しみ、庭先からの素晴らしい景色を見続けている。そんな感じを千葉さんの柔らかな口調と表情から感じ取ることができました。
道の駅かわさきで「千葉栄恒」さんの白菜と大根を見かけた際は、「日当たり抜群」の場所で育ったおいしい野菜です。是非確かめてみてください。
寒い日の鍋物にどうぞ。

STAFF (:-p) 2012/12/8


山蔭博煕(やまかげ ひろき)さん・(リンゴ )  9/13訪問














今回は、9/13にお伺いした、川崎町薄衣でリンゴを栽培している山蔭博煕(やまかげ ひろき)さんを、ご紹介いたします。

おいしそうに色づいた「りんご」を背にした山蔭さんは、「いやあ おしょすいナア」を連発していました。「おしょすい」とは地域全般のご年配の方がよく使う言葉で「恥ずかしいなあ」という意味ですが、ご自慢のリンゴを前に少し誇らしげで、何よりも適切に摘花された枝には見事に色づいたリンゴ「津軽」(つがる)に、山蔭さんの仕事ぶりと秋の到来を感じとることが出来ます。

案内された時の説明も、寡黙さのかげにヨソよりもよいものをという研究熱心な一面と、リンゴの木を見つめながら思わず枝の手入れを始めてしまうあたりにリンゴに対する思い入れと本当にリンゴが好きなんだなあと感じられたことが印象的でした。

 今年の夏は、残暑が厳しく「水の管理が難しかったんだ」といっておられたように人知れずキメの細かい管理をされていたことと思います。
また、熊などによる食害の被害はどうですか?とお聞きしたところ、「熊はこないがこの辺りはシカとムクドリの被害が多いんだ」と話しておられました。

案内されたのは果樹園のほんの一部。実りの秋を迎えこれから摘果、出荷作業が忙しくなっていくことでしょう。

気になるお味ですが、「つがる」は食感もリンゴの香りも自然な甘さも楽しめる、これぞ旬のリンゴという感じでした。行楽のお供に、お子さんのおやつに、いかがでしょうか?

山蔭さんは、収穫時期の異なるたくさんの品種のリンゴを栽培しています。(今は つがる さんさ きおう)
これからの季節、道の駅「かわさき」のふれあいドンと館で販売されています。
見かけたらよろしくお願いいたしますネ。

STAFF (:-p) 2012/9/29


小山アサ子さん・(ガーデンハックルベリー・リンゴ・洋なし・なし その他 )  9/13訪問




ガーデンハックルベリーは、ナス科の植物で生食には適さず、加工を前提とした機能食材です。
このガーデンハックルベリーには、抗酸化作用のあるアントシアニン(眼精疲労や視力回復に効果があるとされています)がブリーベリーと比較して五倍!も含まれているそうです。

ただし、大事な注意点があります。
それは、ナス科の植物全般に言えることなのですが、未成熟(緑色)のガーデンハックルベリーには、「ソラニン (solanine) ステロイドアルカロイド」と言う毒素が含まれています。そしてこのソラニンという毒素は加熱調理しても分解されません。

でもご安心下さい。ガーデンハックルベリーは、成熟することでソラニンが消滅し無毒になります。
このソラニンという毒素は特別なものではなく、植物が食べられないように自己防衛のため多くの植物が持ち、一般に知られているジャガイモの芽やトマトの葉にも含まれています。

このため目安として、黒紫色の熟したガーデンハックルベリーをお買い求め下さい。

道の駅かわさきの「ふれあいドンと館」の店頭に並んているガーデンハックルベリーは収穫後手間をかけて熟した実を厳選していますから安心してお買い求めできます。

今回は、9/13にお伺いした、川崎町薄衣で、ガーデンハックルベリーを栽培している小山アサ子さんを、ご紹介いたします。

小山アサ子さんは、とても快活な方で地域に先駆けてガーデンハックルベリーを栽培するなど、好奇心とチャレンジ精神も旺盛で、圃場を案内していただいた時もはっきりとした口調の丁寧な説明が印象的でした。

このガーデンハックルベリーは、ご自身が悩んでいた眼の調子があまり良くないときに効く食材はないかと、持ち前の好奇心で試験的に栽培したものですが、偶然見つけた旅先の産直では、その場で種の入手を交渉! したのですが残念ながら種が無く、後日インターネットで種を取り寄せ、三年ほど前から、この地域の気候にあわせた試行錯誤を繰り返しながら現在に至っているのだそうです。

ガーデンハックルベリーは、ベリーという名前は付いていますが、ナス科の植物で中は濃い紫の種がびっしりと詰まっています。試しに食べて見ると甘みは無くナスの味がほんのりとあります。お勧めの食べ方は、「ジャムやジュースなど加工して楽しむのがよいかなあ」と笑っておっしゃっていました。
特に、ジュース(といっても緩いジャムのような)に加工して牛乳に少量混ぜると、白薄紫のとても見た目もキレイなガーデンハックルベリー牛乳になります。これはのみ易いどころか美味しくてお子様にもおすすめです。
固めてゼリーにもいいかもしれません。尚、ジャムに加工する際は種があるので裏ごしすると良いと教えていただきました。

さて気になる効果は、小山アサ子さんご本人の運転免許証の更新時に必要だった「メガネが不要に!!なって」 と巷のウワサどおりです。

小山アサ子さんのお宅では栽培品目が多く、この他にもたくさんのリンゴ!!(つがる、さんさ、黄香(おうか)、黄王(きおう)、フジ、黄林(おうりん)、ジョナゴールド、しなのゴールド、レッドゴールド)と覚えきれないほどの多品種のリンゴが栽培されており、季節毎に旬のリンゴを出荷しています。
またラ・フランスそして11月に収穫されるナシの愛宕(あたご)これは1〜1.5kg!にもなる大玉でその年に収穫するナシの最終便なのだそうです。

驚いたのは、お伺いした日は残暑が厳しく雨が少い乾燥気味でしたが、圃場の土がしっとりふかふかでした。この土の管理が美味しさの秘密なんですね。きっと。

STAFF (:-p) 2012/9/20


千葉 敏正さん・サダ子さん (トマト・ナス その他 )  7/11訪問
 


今日は、7/11にお伺いした川崎町薄衣でトマトやナスそなど多くの種類の野菜を栽培している千葉敏正さんサダ子さんをご紹介致します。

あいにくこの日は敏正さんが所用でいらっしゃらないということでサダ子さんに自慢の圃場を案内して頂きました。

自宅では、取れたての野菜を、家族総出で丁寧に選別されて出荷を待つ季節野菜がたくさんありました。


サダ子さんは、とてもシャイな方でなかなか目線をこちらの方には向けてくれなかったのですが、野菜作りのお話をお聞きすると、堆肥のこと、農薬に頼らない野菜作りに欠かせない虫たちのことなど、その丁寧で詳しい説明と芯のしっかりした口調が印象的でした。

この日撮影できたのは、ハウス栽培のトマトでしたが
茎が折れないように丁寧に天井から支えているトマトには赤く熟すであろうトマトがたくさん育っていました。今頃は毎日忙しく収穫の日々を過ごしていることと思います。

有機栽培に欠かせない、ナナホシテントウムシさんがたくさん来てくれるといいですね。

今度は収穫の時期を見計らってお伺いしたいと思います。その際は宜しくお願い致します。

私信 お写真は道の駅 かわさきにお届けしておきましたお気にいると良いのですが..。


STAFF (:-p) 2012/8/07


小野寺 敏明さん トク子さん (スナックえんどう 大根 さといも その他 )  7/11訪問
 


今日は、川崎町門崎で大根やスナックエンドウそして秋のいものこ汁に欠かせない「さといも」その他 季節の野菜を栽培している小野寺敏明さん、トク子さんをご紹介致します。

写真撮影前の短い打ち合わせの最中、「さあて、どこに案内するかな..」と思案中の敏明さんは、柔らかい口調で「あいにく今の時期は収穫の合間で見せられるものがないんだよ」と笑顔で説明してくれました。

そして、ご自宅から少し離れた 堤防沿いのご自慢の畑に案内して頂きました。

「このあたりは、この堤防がないころは水害の常襲地域で水はけが良くないんだ」と笑いながら説明していただきましたが、人知れずご苦労があったことは、周囲に点在する高い石垣でかさ上げした土台に建てられた民家をみれば判ります。
しかし現在では、堤防も整備され区画整理されたご自慢の畑には整然と植えられた「いものこ」の葉が空を向き、そして、敏明さんとその脇には静かにその話を聞いている、トク子さんがいらっしゃいました。

残念ながら時期的に出荷直前という野菜は撮影することはできませんでしたが、秋にはきっと美味しい「いものこ」が、道の駅 「ふれあいドンと館」の産直の陳列棚に並ぶことでしょう。 

「いものこ」は、東北地方の秋の「いものこ汁」には欠かせない主役の食材です。見かけたら、宜しくお願い致します。

さて、直前の打ち合わせ中、案内していただく圃場をあれこれ思案中の敏明さんをよそに、ちょうど良い塩加減のシャキシャキのお漬け物とおしゃべり楽しかったです。

野菜作りの上手な人は、その素材を生かした漬け物も美味しいんですね。

またお伺いした際は宜しくお願い致します。

私信 例のお写真は道の駅 かわさきにお届けしておきますからね。


STAFF (:-p) 2012/7/23


藤村 正さん (キャベツ・ネギ・にんじん・トウモロコシ その他)  5/12訪問
 




 事前に噂は聞いていたのですが、道の駅かわさきの組合員の中でも屈指の品質の野菜を提供してくださる藤村 正さんをご紹介致します。

畑に案内される前に、庭先では何だからと、自宅に案内されて、お話を伺いました。
「自慢の野菜は何ですか」とお聞きしたところ「うーん」と考え込んで「キャベツかなあ..」と答えていただきました。 「はあ?」と今ひとつピンとこない返事をした私に「今の時期この辺ではまだ誰も出荷していないからね」笑いながら一言。 

この後畑に案内され、その光景に驚きました。
それが、このキャベツ畑です。

それは背景に写っている木々の若葉や萌芽の状態と畑で大きく育っている美味しそうな春キャベツを見比べると良く判ります。(撮影したのは5/12日)

ハウスによる温室栽培ならば、あり得る事かも知れないですが、そこにあるのはトンネル栽培に使われた竹のフレームと露地に植えられて大きく育ったキャベツだけ。
家庭菜園や自家栽培など経験のある方ならきっと驚かれるのではないでしょうか?

先ほど、聞いた「冬に手間をかけたんだ」と、ぽそっとおっしゃっていた言葉の意味がこの畑を視てようやく判りました。

そして次に案内されたのが見事なタマネギ畑 ネオアースという品種らしいですが、こちらも整然とそして青々と育っていました。「先日の強風で折れてしまったんだよね」と残念そうでした。

藤村さんは、長年野菜作りをされているそうですが、
大切にしていることは「土づくり」と「手間をかける」ことなのだそうで、野菜の種を販売しながら生産も手がけている野菜一筋な方でした。

その野菜は、学校給食にも納入されているそうで、畑の土も野菜も、安全性は折り紙付き。

また、産直の別スタッフさんのウワサでは、お盆前には収穫できる、「味来(みらい)」という品種のトウモロコシは絶品らしいです。
そのリポートはまた今度いたしますね。

藤村さんには、もう取材はたくさん...と照れ笑いしながら言われましたが、忘れた頃もう一度おじゃま致します。その際は今回同様宜しくお願い致します。

STAFF (:-p) 2012/5/18


佐々木 京子さん (レタス・サヤエンドウその他) 5/12訪問
 

 今回は、川崎町門崎で、おいしいレタスやサヤエンドウを生産している佐々木正義さん/京子さんをご紹介致します。この日は京子さんに案内して頂きました。

温かくなったとはいえ、肌寒い日もある五月ですから、ハウス栽培の新鮮野菜を中心に案内してくださいました。

最初に案内されたのはレタスを栽培しているハウスで、植えられたレタスの半分以上が出荷された状態でしたが柔らかそうなレタスがまだまだたくさんありました。外側の葉っぱを取るとその中からは、うすい黄緑色の柔らかそうな葉が出てきてとても美味しそうです。

そして、別のハウスには、丈のそろった「サヤエンドウ」が白い花とともにびっくりするぐらいたくさん育っていました。

よく見ると白い花の落ちた部分からは収穫を待つサヤエンドウもたくさん!

柔らかそうなサヤエンドウといえば、思いつくのは、おみそ汁の具ですよね。あとは茹でてサラダなどにも良いかもしれません。

それにしても、
寒かった今年の冬がすぎた後の春先も寒い日続いたのにもかかわらず、繁茂と言っていいほどの素晴らしい出来具合だったので「種はいつ蒔いたんですか?」と聞くと「昨年末に種をまいて、冬の間に芽を出して.....」.と笑いながら説明してくれました。

ところであの柔らかそうなレタスは、カニカマボコ+海草とともに海鮮サラダとか、お刺身と一緒にオリーブオイルとクレージーソルト(岩塩)をあわせてカルパッチョもいいかもしれません。 個人的にはサーモンカルパッチョ風サラダなんかいいなあと思いました。

お試しで戴いたんですけど、予想通りに柔らかくてしゃきしゃきでしたよ〜♪。

P.S  私信
佐々木さん お忙しい中対応して頂きましてありがとうございました。 写真は道の駅かわさきに届けておきますからね。

STAFF (:-p) 2012/5/15


道の駅かわさきからのお知らせ
道の駅「かわさき」 の周辺には、新鮮な食材や地域の食材をふんだんに使用した、加工品を届けてくれる名人がたくさんいらっしゃいます。

中にはあの方のあの食材は他の人にはまね出来ない..という方も少なからずいらっしゃいます。

このコーナーでは、そういった地域の生産者さんを紹介していきます。

是非紹介したい、おらが地域の名人達なのです。

連絡先0191−36−5170
    道の駅かわさき 駅長 千葉 勝雄


以前の「生産者の声」はここからご覧になれます。

  

道の駅 かわさき (川の灯り)


〒029-0202
岩手県一関市川崎町薄衣字法道地42-3
TEL:0191-36-5170

営業時間
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